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家事の知恵

騒音で苦情の手紙がきた!集合住宅暮らしの騒音トラブルの対処法

騒音で手紙きた

 

アパートやマンションなどの集合住宅では、騒音トラブルが起こりがち。戸建てでも、近隣同士が近いと騒音には注意しなければなりません。

自分たちが気にならない音でも、ほかの人にとっては騒音に感じることもあるので注意が必要です。

もし、すでに騒音に関する苦情の手紙がきたのだとしたら、近隣住民は我慢の限界にきているのだと思われます。生活音でのトラブルは、警察に通報されたり、引越しや裁判といった事態に発展してしまう可能性も。

今回は、騒音に対する苦情の手紙がきたときの対処法や効果的な防音対策、逆に自分が苦情の手紙を書く際のポイントを解説します。

 

騒音の苦情で手紙がきたときの対処法

騒音の苦情で手紙がきたときの対処法

 

ある日突然、騒音の苦情に関する手紙が入っていたら驚いてしまいますよね。まずは、差出人を確認し、原因を考えて騒音を抑える努力をしてみましょう!

 

差出人は管理会社か匿名か

まずは差出人が管理会社からなのか、匿名の個人からなのかを確認しましょう。

管理会社の場合、騒音元がどこか把握できていない可能性が高く、すべての住人のポストへ投函されるのが一般的です。

心当たりがなくても、騒音に関する手紙がきたら普段の生活音に注意して過ごすようにましょう。

具体的に何に気を付けたら良いのか知りたい場合は、管理会社へ連絡し、何が原因かを問い合わせてみましょう。

差出人が匿名の個人である場合、我慢の限界に来ていると考えて良いでしょう。この場合、具体的に何を騒音に感じているのかが書かれていることが多いので対策しやすいと思います。

 

騒音の原因を考える

騒音の手紙がきたら、驚いたり不安になったり、苛立ってしまったりと冷静でいられなくなってしまいますよね。

しかし、騒音の手紙がきたということは、長い間我慢していた可能性があるので、ここは冷静になって原因を探ってみましょう。

  • 声や足音、子どもが騒ぐ音
  • テレビや洗濯機など家電の音
  • 楽器の音

これらの音は、騒音トラブルになりやすいので、自分が生活しているうえでどんな時間帯にどのような騒音を出しているのか確認してみましょう。

 

騒音を抑える努力をする

自分が騒音を出していることが分かった場合、騒音を最小限に抑える努力をしましょう。

  • テレビの音を小さくする。
  • 洗濯機は早朝・夜間に回さない。
  • 足音に注意する。
  • 夜は静かにする。
  • 楽器の音は出さない。

手紙を出す方も、相当なストレスを受けて勇気を出して手紙を出しているはずです。

放置すると警察沙汰や裁判沙汰になることもあるので、騒音対策を行い、お互いが穏やかに生活できるよう心がけましょう。

 

防音対策を行う

騒音対策するにも限界がありますし、こちらがストレスになることもあるので、防音対策を行うのがおすすめです。

多くの場合、下の階の住人や両隣からの苦情であることがほとんどなので、苦情がきた場所に合わせて床と壁の防音対策を行いましょう。

 

下の階の住人から苦情の手紙がきたときは防音マットを設置

下の階の住人から手紙がきた場合、床の防音対策におすすめなのが防音マット。

小さなお子さんやペットがいる場合、階下への足音が抑えられるのでおすすめ!防音レベルが分かるL等級が記載されているマットを選ぶようにしましょう。

 

隣の住人から苦情の手紙がきたときは吸音材を設置

横の住人から手紙がきた場合、壁に貼り付ける吸音材がおすすめです。

賃貸でも貼れる吸音材があるので、集合住宅にお住まいの場合はこちらを選びましょう。

壁から漏れ出る音を抑えられるので、お子さんがいるご家庭や来客が多い場合、音楽をよく聴いたり映画鑑賞で音にこだわっている場合に吸音材は効果的です。

 

匿名の苦情の手紙が怖いと感じたときは管理会社に相談を!

手紙の内容を見て怖いと感じたときは、管理会社へ連絡して間に入ってもらうようにしましょう。

個人間でやり取りすると、思わぬトラブルに発展する可能性もあるので、直接やり取りするよりは安全です。

騒音に全く心当たりがないという場合も、管理会社へ連絡し相談しましょう。

管理会社が調査すると別の部屋だった、相手が神経質過ぎるというケースもあるので、当事者同士でのやり取りは控えて管理会社に任せましょう。

管理会社からの手紙、そして匿名の個人からの手紙がきても放置した場合、警察に通報されたり、さらには被害届を出されることもあるので早急に対処しましょう。

念のために、匿名の個人から手紙が届いた場合は、管理会社にも伝えて間に入ってもらうようにするのがおすすめです。

 

警察に相談することも可能

手紙の頻度や多すぎる場合や、手紙の内容が脅迫めいたものは警察に相談することをおすすめします。

管理会社が騒音トラブルで間に入ってくれない場合、契約書に『騒音トラブルは当事者間で解決すること』などと記載されているかもしれません。

そのような物件もあるので、手紙の頻度や内容によっては警察に相談も可能です。緊急の場合は110番、相談の場合は#9110番の警視庁総合相談センターへ相談しましょう。

 

騒音の苦情の手紙がきた人におすすめの防音対策

防音対策

 

騒音の手紙がきたとしても、こちらも生活するうえで必ず音は発生するものなので、騒音に常に注意しながら生活するのはストレスになります。

ある程度はこれまで通り快適に暮らしていくためにも、以下の騒音対策をご参考ください。

 

防音グッズを活用する

騒音の手紙がきたら、生活音を軽減するのに効果的な防音グッズを試してみましょう。特に集合住宅で役立つ防音グッズをご紹介します。

  • 防音マット
  • 壁に貼る吸音材・遮音シート
  • 遮音カーテン
  • 天井などに貼る吸音材
  • 洗濯機の下に敷く防振マット

足音が原因であれば防音マット、テレビの音などが原因であれば壁やカーテンの対策を。

洗濯機の音が原因なら防振マットがおすすめですが、防振マットを敷いたとしても、夜間に洗濯機を回すのは控えましょう。

 

テレビを壁から離す

騒音の原因がテレビであった場合、壁からテレビを離すのも効果的です。

テレビが壁に近すぎると、音が振動で壁を伝い、近隣住民には騒音となってしまうことがあるからです。テレビは、壁から30cmほど離して設置してみましょう。

また、壁側にタンスなど高さのある家具を設置すると、音が響きにくくなるので苦情が入った側に設置してみるのもおすすめです。

 

大きな音が出る家電は夜に使わない

夜遅くに家電の音がうるさいと騒音の手紙がきたら、夜の23時以降は大きな音がする家電は使わないようにしましょう。

夜間の騒音で代表的なのが洗濯機や掃除機。稼働時間が長いうえ、夜23時は多くの人が寝ている時間だからです。

大きな音がする家電の使用は控えて日中に済ませるようにし、どうしてもという場合は静音性の高い家電に買い替えるのもひとつの方法です。

(関連記事:マンションの階下に音が響かない方法。足音やジャンプが下の階に響くのを防ぐコツ

 

騒音の手紙がきたけど身に覚えがない場合、どうしたらいい?

 

まず、前提として、騒音を出している人は自分が騒音を出している自覚がありません。その点を踏まえて、自身の行動を振り返ってみましょう。

  • 夜間に洗濯機や掃除機を使っていないか
  • テレビやオーディオの音はうるさくないか
  • 足音やドアの開閉はうるさくないか

これらの生活音は、他人からすれば騒音になってしまうので、より注意して検証してみてください。

それでも身に覚えがないという場合は、管理会社に騒音トラブルの内容を確認しましょう。

どんな騒音で何時頃か、どれくらいの頻度で騒音が起きているかを確認し、身に覚えがなければ、騒音はほかの部屋が原因だということになります。

1番取ってはいけない行動が、自分のところではないからと放置すると思わぬトラブルに発展することもあるので、管理会社へ相談するなど何らかの対策は取るようにしておきましょう。

参照:互いの思いやりで騒音のない社会を

 

自分が匿名で騒音に関する苦情を伝えたいときはどうする?

 

逆に、自分が騒音に悩まされている場合もありますよね。ここからは、自分が騒音に関する手紙で伝えたい場合のポイントについてご紹介します。

 

直接伝えるのはトラブルの元になる可能性がある

手っ取り早く、直接騒音の発生源である住人に口頭で注意したいところ。

ですが、直接伝えると、つい感情的になってしまう可能性もありますし、逆恨みされて嫌がらせを受けることもあります。

最近では、騒音トラブルに関する事件も報道されていますし、直接伝えるのはおすすめできません。

 

管理会社へ伝えても改善しない場合は手紙で伝えてみる

どう考えても非常識な生活音である場合、深刻な悩みで大きなストレスとなります。騒音解決するには、発生源である住人に伝えるしかありません。

まずは、管理会社に間に入ってもらって相手方に伝えてもらいましょう。それでも解決しない場合は、匿名で直接手紙を出して伝えてみる方法があります。

 

騒音の苦情を手紙で伝えるメリット

手紙で騒音に関する苦情を伝えるメリットは、匿名で冷静に伝えられるという点が挙げられます。

相手がどんな人か分かりませんし、逆恨みや嫌がらせなどを受ける可能性があるので、手紙は匿名で出すようにしましょう。

内容は、具体的にかつ簡潔に。『近所に住む者ですが、深夜の○○音がうるさく迷惑しているので、配慮をお願いします。』というような手紙がおすすめです。

また、口頭で直接伝える場合、つい感情的になってしまって相手を傷つけたり、相手を怒らせたりしてしまうことも。

騒音をやめてもらうだけで良かった話が、思わぬトラブルに発展してしまう可能性も出てきます。手紙であれば、一旦冷静になって書くことができるので、落ち着いて簡潔に書いて伝えてみましょう。

 

騒音の苦情の手紙を書く際のポイント

騒音の苦情の手紙を書く際のポイントは、

  • 匿名で出す
  • 冷静に書く
  • いつどんな騒音で困っているかを書く
  • 相手に配慮しながら具体的な案を書く

匿名で冷静に書くというポイントは前述の通り、思わぬトラブル防ぐことができます。

具体的に書くことで、相手がどんな音に配慮したら良いか分かるので必ず記載しましょう。

また、こちらからお願いするばかりではなく、相手方にも配慮した文章であると良いですね!

お忙しいでしょうが、早朝や深夜は控えてもらうことはできませんか?というような折衷案を伝えると、相手方の気分を害する可能性も少なくなりそうです。

 

まとめ

騒音の手紙がきたら、まずは原因を探り、心当たりがある場合は防音対策を行い、生活音に注意してみましょう。

心当たりがない場合でも、管理会社へ間に入ってもらうようにし、放置はしないようにしてください。手紙の内容や頻度によっては、管理会社以外にも警察に相談することも可能です。

逆に、自身が騒音に悩まされていて手紙を出すことを検討している場合は、匿名で冷静に書くようにしましょう。

みんなで暮らしているところなので、自分のお願いだけではなく、相手方にも配慮した一文を加えると印象も違ってきますよ!

お互いが気持ち良く過ごせるように、騒音には注意して生活しましょう!

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