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炊事

冷凍できない食材13品と冷凍できるできないの見分け方を徹底解説!

冷凍できない食材

 

食材を食事の時短や離乳食づくり、長期保存などのために冷凍する方も多いですよね。

だけど、「この食材は冷凍しても大丈夫かな?」と思ったことありませんか?(私は結構あります…。そのたびに調べてました汗)

特に野菜の中でも葉物はいけるのか、根菜はだめなのか、など見分け方がいまいちわからない。。

そこでここでは、冷凍できない食材(よくある使いそうな食材13品)と冷凍できる、できないの見分け方などを紹介していきます。ぜひ参考にしてくださいね。

 

冷凍できない食材

冷凍できない食材

 

冷凍できない食材は以下の通り。

13品

レタス
ジャガイモ
キャベツ
きゅうり
ナス
ごぼう
たけのこ

豆腐
白菜
こんにゃく
スイカ
切り餅

上記食材を冷凍できない理由やどうしても冷凍したいときの注意点などを紹介していきます。

 

レタス

 

生野菜として食べることが多いレタスは、水分を多く含んでいるため、冷凍するとパリパリに凍って砕けてしまい、跡形なく砕けてしまいます。

また、色が悪くなったり、解凍時にデロデロの状態になることもあるので、冷凍には向いていません。

 

ジャガイモ

 

冷凍ができない野菜として、よく知られているジャガイモ。

そのまま、もしくは刻んだだけの状態で冷凍すると、解凍時にはビックリするほど食感が悪くなります。

どうしても冷凍したいなら、マッシュなどの加工品にするとおいしく活用できます。

 

キャベツ

 

そのままでの冷凍やカットしただけの冷凍はおすすめできません。

水分が抜けてスカスカになり、食感が悪く、食べられるものではありません。

ただ、茹でたり、油で炒めて調理済みの状態であれば、大丈夫なこともあります。

 

きゅうり

 

きゅうりもレタス同様、成分の多くは水分のため、解凍するとフニャフニャで食感が悪くなります。

基本的に生野菜は冷凍向きではないので、どうしても冷凍する場合は、解凍時に加熱する料理に使うのが必須条件です。

 

ナス

 

ナスも、生の状態のまま冷凍すると食感が変わってしまい、旨味が完全に抜けます。

冷凍向きの野菜ではありませんが、どうしてもの時は焼いて皮を剥き、一手間加えてからラップで包んで冷凍すれば保存可能です。

 

ごぼう

 

ごぼうは繊維が多い食材のため、生でカットしたまま冷凍庫に入れてしまうと、水分だけがなくなり、筋が残ってしまいます。

基本的に冷凍向きではない根菜類をどうしても冷凍したい場合は、ささがきや薄切りにした後に水や酢水につけ、下処理をしてから保存するのがおすすめです。

 

たけのこ

 

たけのこもごぼうと同様、冷凍には向いていません。

たけのこのように筋が多い根菜類は、一度凍ることで中に空洞ができ、解凍時にはスカスカの状態になってしまいます。

どうしてもの時は、一度茹でて下ごしらえしたものか、煮物など調理済みのものを冷凍する方が良いでしょう。

 

 

そのままで冷凍できないのは周知の事実の卵ですが、実は、調理済みのものも冷凍保存には向いていません。

お弁当用に卵焼きの冷凍をする方もおられますが、解凍後には見事にパサパサになり、食感が悪くなります。

 

豆腐

 

水分の量がとても多い豆腐は、美味しく状態で冷凍できる食品ではありません。

解凍すると、ほとんどと言える水分が抜けすぎ、カスカスの高野豆腐のような状態になってしまいます。

潰してハンバーグにするなどの調理法であれば冷凍しても問題ありませんが、豆腐の食感をそのまま残したいのであれば、冷凍保存はおすすめできません。

 

白菜

 

白菜は、冷凍には不向きな野菜です。

解凍して炒め物などにするには水分が多く出てしまいますが、鍋物や煮物など水分量が多いのが向いている料理に使うのであれば、冷凍可能です。

すぐに使えるようにカットして、冷凍保存するとよいでしょう。

 

こんにゃく

 

たまに煮物などに入ったこんにゃくを、知らずに冷凍して驚いたという方もおられるようですが、こんにゃくは解凍すると食感が変わってしまいます。

ゴワゴワと硬いゴムのような食感になり、とても美味しく食べれるものではありません。

 

スイカ

 

ほぼ水分と言っても過言ではないスイカは、解凍すると水分が抜け、パサパサになってしまいます。

水分のないスイカほど不味いものはありません。ただ、凍った状態でシャーベットとして食べたり、スムージーとして砕くのであれば問題なし。

 

切り餅

 

意外に冷凍できないのが、常温で固化しているお餅。

つきたての柔らかい状態のお餅なら大丈夫なのですが、すでに固まる水分が少ない状態のお餅は、冷凍する際にヒビが入ってしまい、時には粉々になってしまうことも。

冷凍する時の状態によって結果は異なります。

冷凍できる作り置きレシピもまとめたので、下記記事を参考にしてくださいね。

(関連記事:冷凍できる作り置きレシピ17選!調理簡単・時短したい人必見

 

冷凍できる食材とできない食材の見分け方

冷凍できる食材とできない食材の見分け方

 

冷凍できる食材とできない食材を見分ける際のポイントは3つ。

さきほど紹介した冷凍できない食材リストにない場合は、これから挙げる3点を確認しながら、冷凍できるか、できないか判断してくださいね。

 

水分の量

「冷凍」の原理は、食品を冷凍した時に成分中の水分が冷やされてることによって、食材が凍るという現象なのですが、その過程で発生する氷結晶が食品の組織や細胞を壊してしまう場合があります。

水分の多い野菜は、凍結した際に食材の味や食感を変える氷結晶が大きくなるため、解凍後に大きく変化してしまうのです。

また、氷が溶けた時にできる空洞によって、中身がスカスカしたり、フニャフニャした食感に変化してしまいます。

(参考:冷凍の化学より)

 

食物繊維の量

繊維質の野菜は数多くありますが、ほとんどが冷凍には向いていません。

それは、解凍した時に繊維の周りの組織に空洞ができ、筋だけが残ってしまうので、口当たりが悪くなってしまうのです。

ですから、繊維質の少ない食材を選んで冷凍処理するなら、ストレスなく使用できるはずです。

 

油分の量

油分が多い食品は冷凍しにくい傾向があります。

ただ冷凍できないというわけではありませんが、油分が多い食材の方が賞味期限が短くなってしまいます。

油分が多いものは酸化しやすく、油やけを起こすと、表面が変色して焼けたような状態で味も落ちてしまいます。

長く保存したいのであれば、冷凍する食材の油分量は考慮すべきでしょう。

 

冷凍に関する参考書籍としてベターホーム協会から出てる「ポジティブ フリージング読本」がおすすめですよ^^

 

冷凍できる意外な食材

 

さいごに例外として、水分が多そうだけど、冷凍しても大丈夫!という食材を4つ紹介していきます。

 

ブロッコリー

 

意外に冷凍できる野菜として代表的なのが、ブロッコリー。

解凍すると食感が崩れそうなイメージがありますが、意外にもそのままの冷凍、もしくは茹でてからの冷凍でも問題はありません。

常時使う野菜ではないので、お弁当や色合いのポイントが欲しい時に、ちょっとあると便利です。

 

イモ類

 

サトイモやサツマイモなどのイモ類も、適切な処理をすれば冷凍可能です。

まず、生のイモ類を輪切りにし、水にさらしてあくを抜き、その後茹でて加熱し冷凍パックに入れて冷凍します。

この際には、よく水気をきって冷凍するようにしてください。

 

トマト

 

中にはトマトは冷凍できないという方もおられますが、方法によってはトマトも冷凍保存が可能です。

解凍後生で食べるのは難しいですが、加熱調理するのであれば丸ごと冷凍できます。

用途に応じた形状(丸ごと、みじん切り、半スライスなど)にしてフリーザーバッグで冷凍し、解凍後はトマトソースやパスタ、煮込み料理に使えます。

 

リンゴ

 

これは意外な食材、リンゴ。

リンゴは冷凍することで甘みを増すため、調理法によっては冷凍向きの食材でもあります。

丸々一個冷凍したい場合は、洗ってからキッチンペーパーでしっかり水気を拭き取り、フリーザーバッグに入れて冷凍できます。

またカットしたものも、水分をふき取り小分けにして冷凍しましょう。

お肉やお魚、ご飯の解凍方法を下記記事まとめたので参考にしてくださいね。

 

まとめ

ここまでで、冷凍できる食材とできない食材、また関係する成分の見分け方についてもご紹介しました。

家族の健康のためにできるだけ多くの食材を使いたいですが、冷蔵庫で保存できる食材は限られており、期間も短めで使いきれない食材も多い事でしょう。

そんな時、冷凍している食材があれば、忙しい主婦でも時短料理ができ、同時に彩りの良い栄養満点の食卓を準備できます。

ぜひ、冷凍保存術を賢く利用して、食材を一つも無駄にしないエコ生活を目指しましょう!

冷凍用の容器については下記記事をご覧ください。

(関連記事:冷凍保存容器おすすめ8選!選び方のポイント

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