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家事の知恵

防災グッズいらなかったものランキング!選び方や無駄にしない備蓄のポイント

防災グッズいらなかったもの

 

地震や台風による水害や土砂災害など日本は自然災害が多い国のため、防災グッズを準備している、または準備を進めているという方も多いかと思います。

防災グッズを準備するなかで、本当に必要なものなのか、いらないものなのかわからないグッズもありますよね。

特に持ち出し用の防災グッズの場合、持って行ける荷物が限られているので、できるだけいらないものは詰めたくないもの。

そこで今回は実際に被災した方の声をもとに、防災グッズのいらなかったものをランキング形式でまとめてみました!

ご自身やご家族が使いやすいもの、お住まいの地域に合った防災グッズを準備しましょう!

 

防災グッズいらなかったものランキング12選!

防災グッズいらなかったもの

 

防災グッズでいらなかったものランキングをご紹介します!実際に被災された方などの声も交えながら解説していきます。

 

1.毛布

被災された方だけでなく、配給の支援活動をされていた方も、現地を見ていていらなかったと実感したという防災グッズ が毛布。

持ち運び用として毛布は、かさばる原因になりますし、重たいので避難の妨げになるとのこと。とはいえ、寒い地域や冬の場合に防寒具は必須です。

毛布の代わりに使えるグッズでおすすめなのはアルミシート!軽量で折りたためるため持ち運びも簡単です。

 

2.ティッシュペーパー

被災した場合も生活するうえでティッシュペーパーももちろん必要ですが、防災グッズとしては意外にもいらなかったという声が多くありました。

ティッシュペーパーの場合、水に流せないのでトイレのときに困りますし、特に持ち出し用の防災グッズの場合、トイレットペーパーもティッシュペーパーも詰めると、かさばる原因になってしまいます。

トイレットペーパーがあれば、トイレのときだけでなく食器類の拭き取りなどにも使うことができますよね。

ティッシュペーパーを防災グッズとする場合は、水に流せるタイプだと多くのシーンで活躍しますよ!

 

3.インスタントラーメン

簡単に調理できることから、手軽にお腹を満たせるインスタントラーメンを大量に備蓄されている方も多いことでしょう。

ですが、災害時には、ライフラインが止まることがあるので、水や火を使うインスタントラーメンはおすすめできないそう。

防災グッズに食品を入れる場合は、水も火も使わなくて食べられる缶詰やレトルト食品を入れるようにしましょう。

 

4.テント

つい、避難するとなると野外で過ごす可能性を考えて、テントが必要ではないかと考えがちですが、テントの優先度は低いようです。

避難所へ行けば野外で寝泊まりすることはありませんし、テントは重たいので走って避難するときの妨げになりかねません。

もし、仮に静かなところで過ごしたいからと、避難所から離れた場所にテントを設置して過ごすと、犯罪に巻き込まれる可能性もあるので注意が必要です。

避難所での集団生活が苦痛だと感じる方は、仕切りとしても使える小型テントの方を常備しておいた方が良さそうです。

 

5.コンパス

災害時には、スマホなどの位置情報が正しく機能しなくなるため、コンパスを防災グッズにと考えがち。

ですが、コンパスは方位を知るためのもので、自宅や避難所への道が分かるわけではありません。とはいえ、それぞれの状況も異なるので必要な場合もあるでしょう。

地震で建物が崩壊したときに方角が分からなくなると困るという場合は、コンパスそのもののサイズは小さいので、防災グッズに入れておいてもいいかもしれませんね。

 

6.ロープ

ロープは、2階以上の高さのある建物から荷物を下ろすときに使ったり、人が避難したりするときに使えるということで、防災グッズとしても推奨されています。

しかし、災害時にいきなりロープを使いこなして荷物や人を避難させるのに使うのは、少々ハードルが高いといえます。

ロープワークをよくご存じの方であれば役立つ防災グッズですが、素人の場合、優先度は低いでしょう。

 

7.手回しラジオ

手回しラジオは、回し続けないと聴くことができないので、災害時に無駄な体力を削がれることになってしまいます。

電池式ラジオの方がおすすめですが、長期間防災グッズとして保管していたため、電池が消耗していて使えなかったという声も。

携帯電話も使えなくなるので、ラジオは防災グッズとして必需品。定期的に電池を交換して万が一に備えましょう。

太陽光充電と手回しの併用タイプのラジオもあるので、定期的な電池のチェックがむずかしい場合は検討してみましょう。

 

8.スリッパ

スリッパは、避難所での使用が目的であれば入れておいても良いかと思いますが、災害時に避難する際、足の保護目的でスリッパを使用するのはおすすめできません。

スリッパは脱げやすく、もし足下にガラスなどが散乱していた場合、靴底が薄いので簡単に破片が貫通してしまいます。

足の保護を目的とするなら、スリッパよりも靴がおすすめ。小さなお子さんがすぐに履けるよう、上靴に紐を取り付けるのは良いアイデアですね!

 

9.ろうそくやマッチ

停電の際にろうそくなどがあると便利ですが、火災のリスクが伴います。

自宅での使用であれば火災にくれぐれも注意すれば良いのですが、避難所へ行く場合、ろうそくやマッチなど火災の原因になるものはすべて持ち込みNGとなります。

灯りとして使うのであれば、ろうそくではなくランタンがおすすめです。コンパクトサイズのランタンや、電池不要のもの、太陽光充電のランタンがありますよ。

 

10.懐中電灯

懐中電灯は防災グッズとして必需品ですが、なぜいらなかったという声があるのかというと、電池切れを起こしていたためでした。

実は、我が家も停電した際に、懐中電灯を付けていたらだんだん暗くなってきて、とうとう点かなくなり困ったことがありました。

電池切れの懐中電灯は使い物になりません。定期的に懐中電灯が点くか電池の確認を行いましょう。

また、避難所で使う場合、明るすぎる懐中電灯は他人の迷惑になることがあるそうなので、電池のいらない手回し式の懐中電灯だと明るすぎないため良いとの声もありました。

 

11.ヘルメット

ヘルメットは、地震のときなど頭を守るために大切な防災グッズですが、問題はヘルメットの大きさ。かさばるため保管場所がないという場合、優先順位は低くなってしまいますよね。

最近では、かさばらないよう折りたためるヘルメットという防災グッズが登場しています。保管スペースがない、非常持ち出し袋に入れておきたいという場合におすすめです。

 

12.ナイフ

被災したとき、ナイフを使って食材やロープなどを切ることはほとんどないため、ナイフはいらなかったとのこと。

アウトドアの場合、ナイフがあると便利ですが、被災した状況ではほとんど使わないそうです。

レトルト食品も手で開けられますし、登場回数が少ないのであれば、わざわざ防災グッズに入れておく必要はないでしょう。

 

防災グッズの本当に必要なものリスト

防災グッズ本当に必要なもの

 

防災グッズで本当に必要なものは水と食料です。東日本大震災や能登地震でも、トイレが不足していたとのことなので、携帯トイレも入れておくと安心です。

必要なモノ

  • 缶詰
  • パウチ入り食料
  • 乾パン
  • 飲料水
  • チョコレートや飴など
  • 現金(公衆電話用に小銭も)
  • 通帳
  • カード
  • 免許証や保険証のコピー
  • 笛やブザー
  • 乾電池
  • 常備薬
  • 処方箋の控え
  • 救急箱
  • マスク
  • 消毒液
  • オムツや生理用品

衛生用品や常備薬など本当に必要なもの、子ども・女性・高齢者など状況に合わせた防災グッズをリスト化してまとめたページがあるので、ぜひご参考ください!

 

防災グッズを選ぶ大事なポイント

防災グッズの選び方

 

防災グッズでいらなかったものを踏まえて、本当に必要なものをご紹介しました。ここからは、防災グッズを選ぶ際に大切なポイントを3つ解説していきます。

 

自分や家族が使いやすいものを選ぶ

防災グッズを選ぶうえで大切なことは、自分や家族が普段使い慣れているものを選ぶということ。

防災グッズに普段使い慣れていないものを入れてしまうと、災害時に使い方が分からなかったり、使うまでに時間がかかってしまったりなどトラブルの原因になってしまいます。

また、家族の年齢や性別によっても必要な防災グッズは異なるので、自分や家族に合った使いやすい防災グッズを選ぶようにしましょう。

 

場面に応じた3段階から選ぶ

防災グッズは、以下の3つの段階に分けて準備しましょう。

  • 避難時に持ち運ぶもの
  • 災害発生~3日間で必要なもの
  • 災害発生~1週間で必要なもの

1週間ほどで必要な物資が届いてくることが多いので、避難当日から3日間、1週間と3段階に分けて備えることが大切です。

1段階目
(避難時)
災害が発生したときに、自宅や職場にいない場合を想定して準備しておく防災グッズ。普段使っているバッグに常に入れておくと必要最低限の備えとして活用できる。
身分証/現金/貴重品/常備薬/衛生用品など
2段階目
(災害発生~3日間)
非常持ち出し袋などの防災リュックに備えておく防災グッズ。持ち運びがしやすいように準備しておくことで避難所での生活に役立つ。
飲料水/食料品/携帯トイレなど前述の必要なものリストを参考に準備してくださいね。
3段階目
(災害発生~1週間)
ライフラインが回復するのは1週間ほどが目安となるので、自宅避難用に備えておく防災グッズ。
1人1日3Lの飲料水/食料最低3日分/日用品/カセットコンロ/ランタンなど

 

想定される災害に適した防犯グッズを選ぶ

防災グッズを選ぶ際は、自分が住んでいる地域がどのような災害リスクがあるのか知っておくことが大切です。

海の近くであれば津波など、山の近くであれば土砂崩れ、川の近くであれば河川氾濫による水害など、場所によって必要な防災グッズやその量は異なります。

山間部などは、道路の寸断で物資の支援が遅れることがあるので、多めに備蓄しておくことをおすすめします。

津波や水害に遭いやすい地域の場合、1階部分が浸水して防災グッズが使えなくなることも考えられるので、備蓄する場所も工夫することが必要です。

 

備蓄型の防災グッズを無駄にしないポイント

備蓄型の防災グッズを無駄にしないポイント

 

防災グッズの中には、食料品など賞味期限があるものや、電池切れを起こすものもあります。防災グッズを無駄にしないための2つのポイントをご紹介します。

 

食品はローリングストック法を用いた保管

ローリングストック法というのは、食品や日用品など普段使っているものを多めに備蓄しておき、期限の近いものから消費していき、消費した分を買い足していく備蓄方法です。

期限の順に使った分だけ買い足していく方法なので、消費期限などが気になる食品のストック法におすすめです。

 

防災グッズは定期的に確認を!

懐中電灯やラジオなどの防災グッズを入れっぱなしにしていると、いざというときに使えなくなっているかもしれません。

電池式の懐中電灯やラジオの場合、定期的に動作確認を行い、電池のチェックをしておくことが重要です。

電池以外にも、素材が傷んで劣化していないかなど、半年に1度は確認することをおすすめします。

 

まとめ

防災グッズでいらなかったものをご紹介してきましたが、絶対にいらないという防災グッズはありません。

ご自身や家族、住んでいる地域の想定災害などに合わせて、本当に必要なものを備蓄・保管しておくことが大切です。

普段から災害が起こった場合を想定しておくことで、本当に必要なものが見えてくることがありますし、訓練にもなるので冷静に対応できるようになることでしょう。

ぜひ、ご自身でもSNSなどで実際に被災された方の貴重な声を調べてみて、自分たちに本当に必要なものを備蓄しておくようにしてくださいね!

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