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洗濯

服の黄ばみをガツンと落とす方法!汚れ度合いに合った落とし方を徹底解説!

服の黄ばみをとる方法

 

ワイシャツやTシャツなど白い服の脇・襟・袖の黄ばみが気になることありますよね。

毎回きちんと洗濯しているのにもかかわらずだんだん黄ばんでいくのは不快…。

ここでは、そんな服の黄ばみの原因をはじめ、効果的に落とす方法などを紹介していきます。

特に服の黄ばみには酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)が落ちやすく便利^^

服の黄ばみの濃さや範囲ごとに適切な落とし方をまとめたので参考にしてくださいね。

特に衣替えの季節は収納前に一度服の黄ばみを落としておくと、来シーズンもキレイな状態で着れますよ!

 

服が黄ばむ原因とは

服が黄ばむ原因

 

服が黄ばむ主な原因は、繊維の奥に入り込んだ皮脂や汗が落ちきれずに残り酸化することで黄ばみが発生すること。

ほかにも洗剤の量が多すぎたりすすぎが足りなかったりして、洗剤に配合されている蛍光剤が残って黄色く見えることが原因であることも。

湿気の多いところで服を保管したり、逆に直射日光に当たるところで保管したりしても黄ばみなど変色が起こることがあります。

(参照:ナゼ衣類が黄ばむのか?

 

服の黄ばみの落とし方4つ

服の黄ばみの落とし方

 

ワイシャツやTシャツなど白い服に目立つ黄ばみの落とし方を4つ紹介します。

服の黄ばみを落とすために下記の道具は用意しておいてくださいね。

用意するもの

  • 液体酸素系漂白剤
  • 粉末酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)
  • 食器用洗剤
  • スチーム機能付きアイロン
  • 使い古しの歯ブラシ

どれもスーパーやドラッグストアで入手できます。過炭酸ナトリウムは100均でも売られています。

服の黄ばみの度合いや範囲別に紹介していきますね!

 

軽い黄ばみには食器用洗剤

服の軽い黄ばみには食器用洗剤

 

服の黄ばみが軽い場合は、食器用洗剤で落ちるので試してみましょう。

洗面器などに40℃程度のお湯を入れ、服の黄ばみが気になるところをぬるま湯で濡らし、食器用洗剤を付けてやさしく揉み洗いしてください。

黄ばみが取れたら洗剤をよくすすぎ、洗濯機に入れて通常の洗濯をして完了です。

 

部分的な黄ばみ・濃い黄ばみは酸素系漂白剤+スチーム

 

襟や袖、脇など部分的に濃く付いた黄ばみには、粉末の酸素系漂白剤を使います。

オキシクリーンが有名ですが、100均でも少量タイプの酸素系漂白剤が購入できます。

用意するもの

  • 粉末酸素系漂白剤
  • 食器用洗剤
  • 40~60℃のぬるま湯
  • スチーム機能付きアイロン
  • 使い古しの歯ブラシ

 

 

実際に黄ばみが気になるワイシャツがあったので試してみました。

洗濯しても落ちないので、こちらの酸素系漂白剤とスチームで取る方法をチョイス。

結婚式用のワイシャツなので、たまにしか着ないせいかひどい黄ばみとなっています。

 

 

はじめにアイロンに水を入れてスチームが出るようにセットしておきましょう。

同じ量の酸素系漂白剤・食器用洗剤・ぬるま湯を容器に入れて混ぜてペーストを作ります。

 

 

歯ブラシを使って黄ばみ部分に塗りこんでいきましょう。強くこする必要はありません。

上手く混ざらなかったのですが、しょうがないのでそのまま塗ってできるだけ粒が潰れるようにこすりました。

 

 

黄ばみに塗りこんだ部分にスチームを当てていきましょう。

スチームが上手く当たるとみるみる白くなっていきます!

 

 

このようにあんなにひどい黄ばみだった汚れがキレイになっています。

 

 

洗剤を手洗いで泡がなくなるまでしっかり落としていきましょう。

ご覧のように真っ白なワイシャツに戻りました!

あとは普通に洗濯機に入れて干せば完了です。

 

セスキ炭酸ソーダによるアルカリウォッシュも効果的!

家事えもん網戸掃除 セスキ炭酸ソーダ

 

スプレーボトルに水500ml・セスキ炭酸ソーダ小さじ1杯を溶いた「セスキ炭酸ソーダ水」を使って服の黄ばみを落とすこともできます。

アルカリウォッシュともいわれ、血液といった頑固なたんぱく汚れにも高い効果を発揮します。

セスキ炭酸ソーダ水を黄ばみが気になるところへスプレーし、30分ほど置いておきます。

軽く揉んで通常の洗濯をして完了です。

 

注意点

シルクやウール、金属繊維といったデリケートな衣類には、粉末洗剤(過炭酸ナトリウム)を使用することができません。

またスチームは低温でないと生地が傷んでしまうので、液体の酸素系漂白剤を使って浸け置きしましょう。

 

全体的な黄ばみには酸素系漂白剤に浸け置き

洗濯の手洗い方法

 

服の全体に黄ばみがあるときは、浸け置きで落としていきましょう。

洗面器などにワイドハイターなどの液体酸素系漂白剤を40~60℃のお湯で溶かして洗浄液を作ったら、服を入れてお湯が冷めるまで浸け置きします。

洗浄液ごと洗濯機に入れ、通常の洗濯をして完了です。

襟・袖・脇などに特に濃い黄ばみがあるときは、スプレータイプのワイドハイターを塗布してから浸け置きするとより効果的です。

 

白い綿素材の服は重曹を使い煮洗い

加熱してパワーアップ

 

ほとんどの衣類に使われている素材は、40~60℃までのお湯でないと生地が傷んだり色が抜けたりしてしまいますが、白い綿素材に限っては比較的生地が強いので煮洗いすることが可能です。

重曹を加熱すると発泡するので、その発泡パワーで繊維の奥に染み込んだ黄ばみを浮き上がらせて落としていきましょう。

ステンレス、またはホーロー鍋に水3Lに大さじ2~3杯の割合で重曹を入れ、服を最後に入れて火にかけます。

吹きこぼれに注意しながら沸騰させたら、弱火にして10~20分ほど煮ましょう。

長時間煮ると生地が傷んでしまうので、20分火にかけても黄ばみが落ちなかった場合は、火を止めてお湯が冷めるまで浸け置きしておきましょう。

よくすすぎ、通常の洗濯をして完了です。

(関連記事:重曹の洗濯方法。黄ばみ・ニオイがしっかり落ちる!

 

服の黄ばみに漂白剤を使用する際の注意点

参照:消費者庁 洗濯表示(平成28年12月1日以降)

 

ここで、塩素系漂白剤は使えないの?と疑問に思う方もいらっしゃるかと思います。

塩素系漂白剤は真っ白にする効果が高いため黄ばみにも効果があるのですが、生地を傷めることがあったり色柄物やアイボリーもどんなカラーも真っ白にしたりしてしまいます。

衣類の洗濯表示表でも「エンソサラシNG」と記載されているものがほとんど。衣類に塩素系漂白剤は使用しないようにしましょう。

また酸素系漂白剤でも使用できない衣類もあるので、事前に洗濯表示表を確認してくださいね。

 

服の黄ばみを予防する方法

服の黄ばみを予防する方法

 

服が黄ばまないようにするためには、黄ばみの原因を取り除く対策が必要になります。

洗濯の際にちょっとしたひと手間を加えたり、保管場所に注意したりすることで服の黄ばみを予防することができます。

 

3か月に1度、衣替えのタイミングに漂白する

押入れ収納 100均

 

服の黄ばみ対策は、正しく保管できていれば3か月に1度程度の漂白で十分効果的です。

衣替えのついでに行い、黄ばみの原因となる皮脂や汗をしっかり取り除いて保管すると、来年も黄ばみのない良い状態で着られますよ。

 

保管場所に注意する

除湿剤吊り下げタイプ

 

湿気が多いところで服を保管することも黄ばみの原因となってしまいます。

タンスやクローゼットの中は湿気がこもりやすいので、除湿剤を入れたりこまめにドアを開けて換気したりして、湿気が溜まらないようにしましょう。

 

洗濯前に部分洗いする

手洗い洗濯

 

洗濯する前に、黄ばみが出やすい襟や袖などの部分を手洗いしてから洗濯機に入れましょう。

面倒ですが、洗濯機だけでは繊維の奥に染み込んだ皮脂を落とすことはむずかしいので、洗濯機に入れる前に手洗いで皮脂や汗をしっかり落とすと、黄ばみを予防することができますよ。

 

衣類をコーティングし皮脂をブロック!

出典:Amazon

 

皮脂が染み込まないよう衣類にのりをコーティングするという方法もあります。

着る前に、襟や袖の部分にシュッとスプレーするだけで皮脂や汗から衣類を守ることができます。

また、自身にベビーパウダーをはたいてから衣類を着るという方法も。

ベビーパウダーは皮脂や汗を吸い取ってくれる効果があるので、白っぽい服を着るときに試してみても良いかもしれませんね。

(関連記事:洗濯のりの正しい使い方。仕上がりがクリーニング級!

 

まとめ

洗濯物の干し方

 

服の黄ばみは、落ちきれなかった皮脂汚れが主な原因。それが酸化して黄ばんでしまうので、洗濯方法や保管方法を少し工夫するだけで防ぐことができます。

  • 汚れをしっかり落とす。
  • 洗剤は適量を使用する。
  • 湿気が多いところには保管しない。
  • クローゼットには除湿剤を。
  • 衣替えのタイミングで漂白しておく。

以上のことに気を付けて服の黄ばみを防ぎつつ、清潔感のある服でオシャレを楽しんでくださいね!

(関連記事:泥汚れがよく落ちる洗剤おすすめランキング!頑固な泥汚れ効果的に落とすコツ

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