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キッチンクリーニング 掃除

ガスコンロの掃除方法。重曹・アルカリ電解水が頑固な焦げ・こびりつきを落とす!

ガスコンロの掃除方法

 

ガスコンロには、調理の際に出る油の跳ねや食品・調味料などの汚れがつきやすいため、定期的に掃除をして、べたつきやギトギト感のない清潔な状態を維持したいですね。

しかし、ガスコンロは五徳やバーナー、グリル、排気口カバーなどがあり、どんな洗剤や道具が必要なのか、どう掃除するのか、などわからないことが多いところ。

そんなガスコンロの掃除には「重曹」をはじめとしたアルカリ性洗剤を使うと、ほぼすべての部品の油汚れ、焦げ、こびりつきなどを落とせます

ここでは、重曹を使ったガスコンロの掃除方法をはじめ、焦げやこびりつきなどが酷いときの対処法などをわかりやすく紹介していきます。

また五徳や天板、バーナー部分などに頑固な汚れを付けないために、日々気をつけたいガスコンロの普段のお手入れ方法もまとめました。

 

ガスコンロの頑固なこびりつき汚れは油が原因…!

ガスコンロの汚れの種類

 

ガスコンロやその周りには、調理の際に跳ねた油や食材カスなどによる汚れがほとんど。

油の跳ねにより樹脂化したモノ・食材のこびりつき・焦げ付きなど。

ガスコンロに付いたこれらの汚れは、ただ拭くだけだと全然落ちないことが多いですね。

とはいえ、ガスコンロの汚れの多くは酸性の性質を持つ「油」が原因のため、反対のアルカリ性の性質を持つ洗剤を使うと効果的です。

 

ガスコンロの掃除方法【パーツ別】

ガスコンロ

 

ガスコンロを掃除する前に、まずは必要な道具を揃えたり、各パーツごとに分解したり、など掃除の準備から始めていきましょう。

ここでは、天板・五徳・バーナー・排気口カバー・魚焼きグリルの5つに、ガスコンロを分解して掃除する方法を紹介していきます。

 

まずは必要な道具を揃える

ガスコンロの掃除に必要な道具

 

用意するもの

  • ゴム手袋
  • 食器用洗剤
  • 重曹(またはセスキ炭酸ソーダなど油汚れに強いアルカリ性洗剤
  • スプレーボトル
  • 歯ブラシ
  • スポンジ
  • 不要なカード(焦げを削り落とす用)
  • キッチンペーパー
  • ラップ
  • ドライヤー
  • 割りばし
  • 輪ゴム
  • 布、クロス

ガスコンロの掃除に必要な道具は、家にあるものや、ダイソーなどの100円ショップで手に入るもので落とせます。

 

ガスの元栓を閉め、ガスコンロの分解

ガスの元栓を閉め、パーツを分解する

 

はじめに火がつかないようガスの元栓を締めます。

ケガや火災の原因となるので、忘れずに締めてくださいね。

次に掃除がしやすいようにガスコンロの五徳やバーナー、排気口カバーや魚焼きグリルなど取り外せるパーツを分解しておきます。

 

五徳は汚れのレベルに合った掃除を!

ガスコンロの五徳の掃除

 

使うモノ

重曹(またはセスキ炭酸ソーダ)

スプレーボトル
五徳が入るぐらいの容器(ビニール袋可)
スポンジ
歯ブラシ
食器用洗剤

 

軽い汚れのとき

五徳は軽い汚れなら、重曹水をスプレーし歯ブラシやスポンジなどでこすったり、布で拭き取りすれば落ちます。

 

焦げのある汚れのとき

落ちない頑固な焦げ、汚れの場合は、五徳を重曹水に浸け置き洗いしましょう。

浸け置きの流れ

  • 容器に、ぬるま湯1Lに対し大さじ3杯程度の重曹を溶かす
  • そこに五徳を入れ、しばらく浸け置き
  • 汚れが浮き始めたら、歯ブラシやスポンジでこすり洗い
  • 水ですすぎ、乾かしたら終わり

重曹の代わりにセスキ炭酸ソーダを使う場合は、大さじ1杯程度入れましょう。

五徳が入るような容器がないときは、シンクにビニール袋を設置し、その中に重曹水を入れても構いません。

こすり洗いする際は、食器用洗剤や重曹ペーストなどを使うと落ちやすいです。

 

焦げ・こびりつきがひどいとき

ガスコンロをしっかり掃除をするときは浸け置き

 

五徳についた焦げが何層にもわたりこびりついている場合は、重曹で煮洗いしましょう。

油汚れは熱を加えるとやわらかくなり、落ちやすくなります。そして、重曹が高温になるとアルカリ度があかり油汚れを分解するパワーがアップします。

鍋に水と重曹を入れ(水1Lに重曹大さじ3杯)、沸騰させます。

沸騰後、鍋に五徳を投入し10分ほどぐつぐつと煮ます。

10分経過したら火を止めて、鍋やお湯が冷めるのを待ちます。待っている間に何層にもこびりついていた焦げ、汚れが浮いてくるはず。

冷めたら歯ブラシでこすり落とし、水ですすいで乾かしたら終わりです。

五徳掃除のくわしいやり方は「五徳の掃除方法。こびりつき汚れには重曹をフル活用」のページをご覧ください。

重曹の煮洗いは下記記事も参考にしてください。

(関連記事:鍋の焦げの落とし方は重曹が効果抜群!

 

天板

ガスコンロの天板を掃除

 

使うモノ

重曹水スプレー
キッチンペーパー
ラップ
ドライヤー

五徳を浸け置きし、放置している間に天板の掃除をすすめます。

汚れが気になる箇所にキッチンペーパーを設置し、その上に重曹水スプレーをしていきます。

まんべんなくスプレーし終わったら、キッチンペーパーを剥がしながら、拭き取っていきましょう。

落ちない汚れには、重曹水スプレーをした後にラップで密着させ、ドライヤーで温めると落ちやすいです。

 

魚焼きグリル

魚焼きグリルの掃除

 

使うモノ

重曹水スプレー
キッチンペーパー
不要なカード
ラップ
ドライヤー

魚焼きグリルは網と受け皿、庫内に分けて掃除をしていきます。

汚れが軽い場合は、先ほどと同じように、重曹水スプレーをしながら拭き取れば落ちていきます。

しつこい汚れは不要になったカードで削り落としたり、ラップとドライヤーを使って掃除していきましょう。

焼き網や受け皿などの焦げ、こびりつきなどが取れない場合は、五徳と同じく重曹水に浸け置きしてください。

魚焼きグリルの掃除方法は下記記事に詳しくまとめています。

(関連記事:魚焼きグリルの掃除方法。頑固な焦げ、臭いの取り方

 

バーナー部分

ガスコンロのバーナー部分の掃除

 

調理する際に重要な部分であるバーナーも掃除をしていきましょう。

汚れが蓄積すると詰まりから、火がつきにくくなったり、点火の際にガスが何かに引火し火災の原因にもなります。

使うモノ

歯ブラシ
布、クロス
食器用洗剤

バーナーのキャップ部分を取り外したら、目詰まりしている汚れを歯ブラシで取り除いていきます。

取り除けたら、食器用洗剤を染み込ませた布やクロスなどで表面を拭いていきましょう。

火が出る部分や中央部分にある温度センサーなどは、布やクロスなどで優しく拭いてください。

拭き終わったら、水拭きしてしっかりと乾燥させましょう。

各メーカーによってバーナーの構造や取り扱い方法が異なるので、事前に取扱説明書などで確認してください。

 

排気口カバー

ガスコンロの排気口カバーの掃除

 

使うモノ

食器用洗剤
重曹水
割りばし
クロス
輪ゴム

ガスコンロの排気口カバーは、食器用洗剤を使って洗っていきましょう。

こびりついた汚れが落ちないときは、五徳と同じように重曹水に浸け置きしてください。

排気口に落ちている食材カスを取り除いたら、重曹水を染み込ませたクロスを割りばしに巻き輪ゴムで留め、汚れを拭き取っていきましょう。

 

IHの掃除は下記の記事を参考にしてくださいね。

(関連記事:IHの焦げの落とし方。効果的な洗剤や汚れの程度に合った掃除手順

 

ガスコンロの全く落ちない焦げ、こびりつき掃除にはアルカリ電解水!

アルカリ電解水

 

先ほど紹介した重曹を使ったガスコンロの掃除だと歯が立たない頑固な焦げ、こびりつきの汚れにはアルカリ電解水を使いましょう。

アルカリ電解水は、重曹より強いアルカリ性を持ち、除菌・消臭効果もあります。

 

五徳は浸け置き

ガスコンロの五徳の油汚れは浸け置き

 

チャック付きビニール袋や2重にしたゴミ袋に五徳を入れ、アルカリ電解水を10回ほどスプレーします。

50℃くらいのお湯を五徳が浸かる程度入れて封をしたら、そのまま15分ほど待ちましょう。

浸け置きして汚れが浮き上がってきた部分を古い歯ブラシや、不要なカードを使ってこすり落とします。

食器用洗剤とスポンジで洗い、よくすすいだらしっかり乾燥させましょう。

五徳の浸け置き洗いの詳細は下記記事をご覧ください。

(関連記事:五徳掃除は浸け置き洗いが効果的!

 

ガスコンロ周りや壁はスプレー

ガスコンロの周り、壁などは重曹スプレー

 

ガスコンロの周りや壁などにも、油の跳ねや食品のカス、調味料により汚れています。

アルカリ電解水を下から上にスプレーしながら、汚れを拭き取っていきましょう。

落ちづらい汚れには、スプレー後ラップしドライヤーで温めてから拭き取ると落ちやすいです。

(関連記事:アルカリ電解水の掃除におすすめの使い方!デメリットに注意

 

ガスコンロの掃除を楽にするお手入れ

ガスコンロの掃除を楽にする

 

ガスコンロに汚れが溜まると、熱などでなかなか落ちにくくなるため掃除が大変になります。

汚れが付きにくい使い方を知れば、掃除も一段と楽になりますよ。

ガスコンロの掃除の頻度についても参考にしてみてくださいね。

 

換気扇は必ずつける

調理中は換気扇をつける

 

調理する際は、煙や蒸気を吸い取ってくれるので、必ず換気扇をつけるようにしましょう。

換気扇をつけずに調理すると、ニオイがついたり、熱がこもって汚れがこびりつきやすくなってしまいます。

あとはなるべくフタをして調理しましょう。

揚げ物の場合、網状のフタを利用すると油跳ねはキャッチして蒸気は逃すのでおすすめです。

 

汚れたらすぐに拭き取る

ガスコンロ周りは「汚れたらすぐに掃除」を習慣にしましょう。

汚れはついて間もないうちは拭くだけで落とせるので、調理が終わって熱が取れたら、水で濡らしたクロスやキッチンペーパーなどで拭き取るだけで簡単に掃除できますよ。

毎日1分、ガスコンロの汚れを掃除する時間を作りましょう!

(関連記事:ガスコンロの火がつかない原因と対処法!チェックリスト

 

ガスコンロ掃除の頻度と普段のお手入れの仕方

普段のガスコンロの掃除は重曹水で拭くだけ

 

ガスコンロの五徳や天板、周辺の壁などは週に1度は掃除をしましょう。

焦げや食品カスのこびりつきを防ぎ、大掃除のときに大変な思いをしなくてすみます。

週1のガスコンロの掃除は、重曹水をスプレーしながら拭くだけでOKです。

重曹水は乾燥すると白く残るので、残らないように仕上げに水拭きは忘れないでくださいね。

(関連記事:重曹の掃除への使い方13選!

 

まとめ

ガスコンロの掃除方法まとめ

 

ガスコンロの掃除は、面倒なようで実はとても簡単なもの。放置してこするだけなので、実際に掃除するのは数分程度で済みます。

こすり落とすことも面倒であれば、毎日の調理後に水拭きするだけでも手間が省けますよ。

自分で掃除できない、忙しくて掃除する時間がないという方は、ハウスクリーニング家事代行などの利用がおすすめです。

ガスコンロがきれいだとキッチンも明るくなります。

ぜひ、本記事をガスコンロ掃除の参考にしてみてくださいね!

(関連記事:【キッチン掃除マニュアル】場所別のやり方から必要なモノなど徹底解説!

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