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洗濯

【カレーの染み抜き】時間が経った頑固なシミの落とし方!

カレーの染み抜き

 

カレーのシミは跡が残りやすいため、ついこぼして服に付いたら焦ってしまいますよね…。

カレーのシミは時間が経つほど落ちにくいので、できるだけすぐに染み抜きするのが大切です。

ここでは、カレーの染み抜き方法をはじめ、時間が経ったカレーのシミの落とし方などを紹介していきます。

お出かけ先でカレーが付いてしまっても、自分でシミを落とせるかもしれないので、ぜひ参考にしてくださいね!

 

カレーのシミはなぜ落ちにくい?

カレーのシミはなぜ落ちにくい?

 

カレーのシミは、『水溶性の汚れ』と『脂溶性の汚れ』の2つが混ざった汚れになります。

どちらか1つであれば、割と落ちやすいのですが、2つの汚れが混ざってしまうと落ちにくくなってしまうんです。

カレーの場合は、まず脂溶性の汚れから落としていくことが大切です。

 

カレーのシミ

 

また、カレーのシミは、洗濯しても黄色いシミが残ってしまうことが多いのですが、これはカレーに含まれる色素が原因。

一般的なカレーには、ターメリックというスパイスが使われるのですが、このターメリックに含まれるクルクミン色素というのが黄色いシミの原因になるんです。

まずは、脂溶性の汚れを落としてから水溶性の汚れを落とし、最後にクルクミン色素が残ったら漂白するという手順で落としていきましょう。

 

染み抜きの前に必ず洗濯表示を確認

 

カレーの染み抜きを行う前に、洗濯表示表を見て水洗いが可能か確認しましょう。

水洗いできないものを家庭で染み抜きすると、輪ジミができてしまうことがあります。

ここでご紹介するカレーの染み抜き方法は、あくまでも自己責任になります。

水洗いできない衣類や、大事な衣類にカレー染みが付いてしまった場合は、クリーニング店で落としてもらいましょう。

 

【基本】カレーの染み抜き方法

中性洗剤

 

基本的なカレーの染み抜き方法をご紹介します。

カレーが付いて時間が経っていないものは、こちらの方法で落とすことが可能です。

今回実験したものは、お昼にカレーを塗り、夜まで放置したシミです。

ランチでカレーを付けてしまい、帰宅までそのままという設定で7時間放置したもの。

時間が経ったシミ扱いになりますが、まずは基本の落とし方をやってみたいと思います。

用意するもの

  • ティッシュ
  • 中性洗剤(台所用洗剤)
  • いらないタオルなど
  • 歯ブラシ

 

カレーをできるだけ拭き取る

洗濯前にカレーをできるだけ拭き取る

 

ティッシュなど乾いたものでカレーを拭き取りましょう。

塗り広げることがないよう、外から内側に向かって拭いていくのがコツです。

 

シミの下にタオルを敷き、洗剤を垂らす

カレーのシミに中性洗剤を塗布する

 

シミ移りを防ぐために、シミが付いても構わないようないらないタオルをシミの下に敷いてください。

中性洗剤をシミに少しずつ垂らして、シミ全体が覆われるようにしましょう。

 

歯ブラシを使い優しく叩く

歯ブラシを使い優しく叩く

 

使い古しの歯ブラシなどで、シミの部分をトントンと叩いてタオルに汚れを移しましょう。

強くこすったり叩いたりすると、生地が傷んだり色柄物は脱色してしまう恐れがあるので、やさしく叩いてくださいね。

 

すすいで洗濯機へ

すすいだら洗濯機にかける

 

汚れが落ちたらぬるま湯ですすぎ、洗剤を洗い流しましょう。あとは洗濯機に入れていつものお洗濯をします。

 

カレーのシミが残った

 

シミが取れていなかったら、時間が経ったカレーの染み抜き方法を参考に落としていきましょう。

実験で使ったTシャツも、やはり7時間も放置していたためか、シミが残ってしまいました。

洗剤を垂らすと徐々にシミが薄くなってきたので、カレーが付いてすぐなら、こちらの方法で十分に落とせると思います。

落ちなかった場合は無理せず、クリーニング店に相談することをおすすめしますが、時間が経った場合の染み抜き方法を試してみたいと思います。

ポイント

シミが残っていた場合、衣類を乾燥させてしまうとシミが定着してしまうので、乾燥したり干したりする前にシミの状態を確認してください。

 

時間が経ったカレーの染み抜き方法

ワイドハイター

 

時間が経ってしまったカレーのシミ、基本の染み抜き方法で落ちなかったシミは、酸素系漂白剤を使って落としていきましょう。

シミに直接洗剤を垂らして洗う方法と、浸け置きしてから洗うという2つの方法があります。

用意するもの

  • 酸素系漂白剤
  • シミ取り洗剤
  • 浸け置き用の洗い桶など

ポイント

出先でカレーのシミを作ってしまった場合は、できるだけカレーを拭き取っておきましょう。

水で洗い流してシミを取ろうとすると、シミが広がってしまいます。

ティッシュなどでカレーを拭ったら、おしぼりなど濡らして固く絞った布で、シミの部分だけを摘まむようにして取りましょう。

参照:花王 カレーのシミの落とし方

 

シミに直接洗剤を垂らして洗う

ワイドハイターをカレーのシミに塗布する

 

液体のハイターなどシミ取り洗剤をシミに直接塗布しましょう。

ハイターの場合、すぐに洗濯機で洗うことができますが、ほかのシミ取り洗剤を使う場合は、使用方法に従ってくださいね。

いつものお洗濯をして完了です。

ポイント

こちらの方法は、時間が経っていないカレーの染み抜き方法としても使えます。

ワイドハイターの場合、シミに洗剤を垂らしたら待たずにいつものようにお洗濯しましょう。

(関連記事:ワイドハイターの使い方。普段使いからつけおき洗いまで徹底解説

 

酸素系漂白剤を溶かしたお湯に浸け置き

酸素系漂白剤に浸け置き

 

オキシクリーンなどの酸素系漂白剤で浸け置きして、シミを漂白していきましょう。

洗い桶などを用意し(シンク内でもOK)、40~60℃のお湯に酸素系漂白剤をパッケージの記載通りに溶かします。

2時間ほど浸け置きしてシミが落ちていたら、やさしく絞ってそのまま洗濯機にいれて洗いましょう。

 

ワイドハイターを塗布

 

シミが落ちていなかった場合、絞って再度、洗剤をシミに塗ります。

基本の染み抜き方法の容量で、歯ブラシなどでトントンとシミを叩いて落としてください。

ぬるま湯ですすいだら、洗濯機で洗って完了です。

 

 

基本の染み抜き方法で落ちなかったので、ハイターと歯ブラシで叩いてみましたが、薄っすら黄色いシミが残ってしまいました。

これ以上落ちそうにないのでそのまま乾燥させてみることにしました。

 

カレーのシミがうっすらと残る

 

当初と比べるとかなり落ちましたが、白い服だとうっすらとシミがあると分かってしまいますね。

ですが、おそらく色柄物の衣類であれば、時間が経ったカレーのシミは目立たないところまで持って行けると思います!

 

木綿の白いシャツなら塩素系漂白剤で白くなる

塩素系漂白剤に浸けると落ちる

 

今回、7時間も放置したせいかどうしても落ちなかったので、塩素系漂白剤を水に1%入れた溶液をシミに塗って放置して落としてみました。

完全にシミが落ちて、どこにカレーのシミがあったのか分からないほど元通りになりました!

注意ポイント

必ず真っ白な綿素材の衣類に使用してくださいね!

塩素系漂白剤は、色柄物に使うと色を漂白してしまうので、クリーニング店に相談してみましょう。

 

デリケート素材のカレーの染み抜き方法

クレンジングオイル

 

デリケート素材は、クリーニング店で落としてもらうのが1番ですが、自分で落としたい方はクレンジングオイルで落としてみてください。

用意するもの

  • クレンジングオイル
  • いらないタオル
  • 綿棒数本
  • 輪ゴム

 

クレンジングオイルを垂らす

カレーのシミにクレンジングオイルを塗布

 

シミの下にいらないタオルを敷きます。

クレンジングオイルをシミの上の部分だけに垂らしましょう。

 

綿棒を使い優しく叩く

 

歯ブラシだと刺激が強く、生地が傷んでしまうので、シミの大きさに合わせて綿棒を輪ゴムで数本まとめて使いましょう。

シミの部分をやさしくトントンと叩いて、タオルに汚れを移してください。

 

すすいだら洗濯機へ

シミが落ちたらぬるま湯ですすぎましょう。

洗濯できる衣類は洗濯機へ、手洗いの場合はそのまま手洗いでデリケート専用洗剤を使って洗ってください。

 

カレーの染み抜きに重曹は使える?

 

ナチュラルクリーニングでおなじみの重曹(セスキ炭酸ソーダでも可)は、脂溶性の汚れに効果的なので、カレーの染み抜きにも使うことができます。

用意するもの

  • 重曹(またはセスキ炭酸ソーダ)
  • 中性洗剤(台所用洗剤)
  • 粉末酸素系漂白剤

重曹と酸素系漂白剤を1:1に、中性洗剤を数滴垂らし、水で溶かしてペースト状にします。シミの大きさに合わせて分量は調整してくださいね。

基本の染み抜き方法と同様に染み抜きしていきましょう。

あとは、通常のお洗濯をして完了です。

ポイント

シミが落ちていなければ、工程を繰り返して染み抜きしてください。

重曹や酸素系漂白剤は、ぬるま湯を使うとアルカリ度が高まり洗浄力が強くなるため、デリケートな素材には控えるようにしましょう。

 

カレーの色素(黄ばみ)は日光で消える?

日光

 

さまざまな染み抜きを行ってもシミが落ちない場合、カレーの色素が残ってしまった可能性があります。

この色素によるシミは、日光で分解してシミを解消できるかもしれません。

色柄物の衣類が日焼けして色が薄くなったことはありませんか?その原理を利用してシミを分解してみましょう。

ポイント

白い衣類の場合は日焼けを心配する必要はありませんが、色柄物の場合、ほかの部分まで色素が分解されてしまいます。

できればシミ以外の部分が日光に当たらないようにして干してみましょう。

(関連記事:服の黄ばみを落とす方法。汚れ度合いにあった落とし方

 

まとめ

カレーのシミは、1度付いてしまうと落とせないものだと思っていましたが、カレーの汚れの性質を知れば、目立たなくなるまで落とすことができると分かりました。

カレーの汚れは水溶性・脂溶性が混ざった厄介なものなので、まずは脂溶性の汚れに強い洗剤を使って落とすことが大切。

台所用の洗剤は、食品の油を落とすのに効果的なので、カレーの染み抜きにもピッタリです。アルカリ性洗剤も脂溶性の汚れが得意なのでおすすめです。

どうしても残ってしまった黄色いシミは、日光に当てて様子を見てみましょう。

カレーでもなんでも、シミが付いたらすぐに拭き取ることが大切。自己処理ではなく、クリーニング店で落としてもらうことをおすすめします!

出先でもシミが付いたらなるべく早く落とすことを心がけ、お気に入りの服を泣く泣く捨てることがないよう早急に対処していきましょう。

1番手っ取り早いのは、シミを作ることがないよう、カレーは特に気を付けて食べましょう(笑)

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